天照大神のオリジナルイメージ

神 ・古典原典

天照大神

アマテラスオオミカミ

神代 三重県

高天原たかまがはらを治める日の神。古事記こじきではイザナギの禊みそぎから生まれ、岩戸隠れいわとがくれや国譲りくにゆずりの物語に現れる。

代表的な物語

物語

高天原たかまがはらに、須佐之男命すさのおのみことが姉の天照大神あまてらすおおみかみを訪ねてきました。けれど、その後の振る舞いはあまりに激しいものでした。田をこわし、神々が機を織る場所にも乱入したため、天照大神は深く心を痛めたのです。

天照大神は天岩戸あまのいわとへ入り、岩戸を閉ざしました。太陽の神が姿を隠すと、高天原も地上も光を失ってしまいます。暗くなった世界を前に、神々は岩戸の前へ集まり、どうすればよいかを相談しました。

鏡を置く神がいて、美しい玉を飾る神がいました。そして天宇受売命あめのうずめのみことが、岩戸の前で楽しそうに舞い始めます。神々の笑い声が響くと、岩戸の内にいた天照大神は、外で何が起きているのだろうと思いました。

天照大神が岩戸を少し開くと、鏡には光を放つ姿が映っていました。神々はその時を逃さず、天照大神をそっと岩戸の外へ迎え出します。やがて世界には、あたたかな光が戻ってきたのでした。

概要

高天原たかまがはらを治める日の神。古事記こじきではイザナギの禊みそぎから生まれ、岩戸隠れいわとがくれや国譲りくにゆずりの物語に現れる。

登場する神

どのような神なのか、物語での役割や司るものを出典に沿って紹介します。

天照大神あまてらすおおみかみ

太陽の神で、高天原を治めます。『古事記』では伊邪那岐命の禊から生まれ、岩戸に隠れると世界が暗くなると語られます。
出典:校註 古事記

須佐之男命すさのおのみこと

海原を治めるよう命じられた神です。『古事記』では高天原での乱暴と、出雲で八岐大蛇を退治して人を救う姿の両方が語られます。
出典:校註 古事記

天宇受売命あめのうずめのみこと

天岩戸の前で舞い、天照大神を外へ迎えるきっかけを作る神です。『古事記』の岩戸隠れでは、神々の笑いを引き起こす役目を担います。
出典:校註 古事記

伊邪那岐命いざなぎのみこと

島々と多くの神を生む、国生み・神生みの神です。『古事記』では伊邪那美命とともに国土を生み、黄泉国から帰った後の禊で天照大神らが生まれます。
出典:校註 古事記

現代語解説

天照大神あまてらすおおみかみは、太陽の光と結び付けて語られる神です。古事記では、父の伊邪那岐命いざなぎのみことが黄泉国よみのくにから帰ったあと、身を清める禊みそぎをしたときに生まれたとされます。神々が住む高天原たかまがはらを治める、大切な存在として登場します。

有名な岩戸隠れでは、弟の須佐之男命すさのおのみことの行いを悲しみ、天照大神が岩屋にこもります。すると世界から光が消えてしまいます。神々が知恵を出し合って外へ誘う場面は、「一人の力だけでなく、みんなで困りごとを解く」という読み方もできる物語です。

神話の名前や細かな出来事は、古事記と日本書紀などで少しずつ異なります。このページでは、どの資料に書かれた話なのかを確かめながら、ひとつの答えに決めつけずに読めるようにしています。

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概要

伝承の概要

古事記では、黄泉国よみのくにから戻った伊邪那岐命いざなぎのみことが左目を洗った際に、天照大神あまてらすおおみかみが生まれたと語られる。この場面は、禊みそぎによって新しい神々が生まれる流れの一部です。天照大神はその後、高天原たかまがはらを治める神として物語の中心に置かれる。
  1. 該当項目校註 古事記全文掲載可/著作権保護期間満了・青空文庫収録

神の説明

天照大神

太陽の神で、高天原を治めます。『古事記』では伊邪那岐命の禊から生まれ、岩戸に隠れると世界が暗くなると語られます。
  1. 上巻「三貴子の分治」「天の石屋戸」校註 古事記全文掲載可/著作権保護期間満了・青空文庫収録

神の説明

須佐之男命

海原を治めるよう命じられた神です。『古事記』では高天原での乱暴と、出雲で八岐大蛇を退治して人を救う姿の両方が語られます。
  1. 上巻「三貴子の分治」「須佐之男の命の亂暴」「八俣の大蛇」校註 古事記全文掲載可/著作権保護期間満了・青空文庫収録

神の説明

天宇受売命

天岩戸の前で舞い、天照大神を外へ迎えるきっかけを作る神です。『古事記』の岩戸隠れでは、神々の笑いを引き起こす役目を担います。
  1. 上巻「天の石屋戸」校註 古事記全文掲載可/著作権保護期間満了・青空文庫収録

神の説明

伊邪那岐命

島々と多くの神を生む、国生み・神生みの神です。『古事記』では伊邪那美命とともに国土を生み、黄泉国から帰った後の禊で天照大神らが生まれます。
  1. 上巻「島々の生成」「神々の生成」「禊祓」校註 古事記全文掲載可/著作権保護期間満了・青空文庫収録

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